九州新幹線 新鳥栖駅
(建築設計事務所による鉄道駅舎の設計)
九州新幹線は2011年3月に全線開通しましたが,印象深いのは瀟洒で力強い駅舎構造でした.なかでも,新鳥栖駅は,佐賀県によるユニバーサル推進地区にも指定され,魅力ある駅舎が出来上がり,その設計コンセプトについては,次のように記されていました.
『‘はばたく-新しい時代、新しい交流ゲート’をコンセプトに、鳥の翼をモチーフとした緩やかな曲線フレームのデザインとした。駅上屋と連続した出入り口は、新しい交流ゲートとして、地域の人々の集いや新たな出会いを演出する』
構 造:RC造一部S造,ホーム形式 島式2面4線,延べ床面積 11,266m2
建築主:(独) 鉄道・運輸機構
設 計:(独)鉄道・運輸機構 九州新幹線建設局、安井建築設計事務所
受 賞:第11回ブルネル賞 大賞/最優秀賞(駅舎部門)、第56回鉄道建築協会賞 停車場建築賞
資料提供:安井建築設計事務所 http://www.yasui-archi.co.jp/
写真撮影:エスエス大阪 http://www.ss-multi.co.jp/ssosaka/
投稿日時 2016-03-10 07:33:00
投稿:吉川 弘道